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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090906-00000033-maip-spo9月6日22時26分配信 毎日新聞 拡大写真 【日本学生選手権・最終日】男子背泳ぎ百メートルで古賀淳也を抑えて優勝し喜ぶ入江陵介=熊本市総合屋内プールで2009年9月6日、和田大典撮影 水泳の日本学生選手権は最終日の6日、熊本市総合屋内プール(アクアドームくまもと)で競泳が行われ、エース対決となった男子百メートル背泳ぎは、入江陵介(近大)が自身の日本記録には及ばなかったものの、世界選手権(ローマ)金メダルの古賀淳也(早大)を破って連覇。二百メートル平泳ぎは立石諒(慶大)が3連覇を狙う大塚一輝(法大)と同タイムで優勝を分け合った。 【写真特集】北京五輪での入江の雄姿 5位に「力出し切れず」 女子は、二百メートル平泳ぎで世界選手権同代表の金藤理絵(東海大)が自らの持つ日本記録を1秒6更新する2分20秒72で連覇した。世界選手権代表3人の争いとなった百メートル自由形は山口美咲(近大)が日本記録保持者の上田春佳(日大)らを降し、大会新で連覇を飾った。 ◇金藤、日本新V…「納得のいくタイム」 泣き笑いをないまぜにしたような表情だったが、日本代表の誇りがこう言わせた。「二百(メートル)だけは譲れない。世界新を出せず悔しいが、今日は納得のいくタイムだった」 金藤はまだ20歳の東海大3年生だが、日本記録保持者であり、北京五輪で7位入賞、世界選手権も5位入賞の実績を持つ。世界記録に0秒6に迫る2分20秒72をたたき出した。が、報道陣に、世界新を狙っていたのかと問われると「まだそこまでの力はない」と本音も。 ローマの世界選手権を思い出すと泣きそうになるという。体調不良も重なったが、それ以上に気持ちの弱さが出た。「ささいなことに敏感になった」と振り返るように、自分の思い描く「後半型」の泳ぎができなかった。 この日は、第1日の百メートルで日本記録を出した松島(日大)、鈴木(山梨学院大)の1年生コンビに引っ張られるように、序盤から積極的な泳ぎを見せた。最初の50メートルを32秒台で突っ込む2人には及ばないが、懸命に追った。100メートルを2番手、150メートルをトップで折り返すと、後半型の泳ぎを支える「強く、伸びる」というキックは最後まで衰えることはなかった。 「若い選手が伸びなかったら記録が出なかったかもしれない」と金藤。自らの記録を1秒6と大幅に縮めたことで「世界を狙える位置が見えてきた」ことは、確かだ。【田原和宏】 ○…注目の男子百メートル背泳ぎ。エース対決を制したのは、前日にライバル、古賀(早大)の日本記録を塗り替えて勢いに乗る入江(近大)だった。得意のバサロで一瞬、先行した古賀だったが、入江もすぐに巻き返す。わずか0・02秒差で入江が先に折り返すと、残り約20メートルでさらに加速。「(タイムよりも)勝負を頭に置いていた」という入江の意地が勝った。敗れた古賀だが、「日本で僕の横で泳げるのは陵介だけ」。2人の名勝負はこれからも続く。